1年以上ぶりの乙嫁語り最新刊
毎年12月に最新刊が出ていた漫画の乙嫁語り。
13巻は昨年の12月になっても発売されず、1月2月も音沙汰なくやっとこの3月の今日発売となり、予約しておいたので届いたのを読むことができました!
もう昔のように紙の漫画をわざわざ買うことは少なくなったけど、乙嫁だけは紙のを毎回購入するようにしている。
19世紀のカザフスタンや中央アジア周辺の花嫁の生活を描くのがメインテーマで、女の人達が着ている服や婚礼道具に施している刺繍の描写がともかく繊細で人間技かと思うほど緻密。
表紙のカラー絵も、中の絵も丁寧に描かれていて手元に集めて持っておく価値はあると感じている。
旅するイギリス人青年の目線で描かれているこの話も既に折り返し地点を過ぎてこれまでに会った人達の村や街を逆戻りしている状態。
今回は以前婚礼に参加することになった双子の女の子の村に戻ってきた所からスタート。
このイタズラでめたぼうに明るい双子のレイリとライラが本当に大好きで、そういえばこの子達が表紙の巻を本屋で見かけて読み始めるようになったのを思い出した。
イギリス人と並行して描かれる主役の1人、年が離れた年下の少年と婚姻しているアミルともまた再会できるのかと思ったところ意外な展開で13巻は終了。
あとがきで、これまではハルタという雑誌に掲載されていたのが、4月から別雑誌に変わるのだということ。
だから発売時期も遅くなった?
雑誌まで買って読むことはないので、続きはまた1年後になるのかな。
物語自体が数年後に飛ぶ展開もありそう。
イギリス人青年が旅の中でお嫁さんを持ってしまったのも、時代からして悲観的な事態になってしまいそうだけど、もし本国に戻るのなら2人がどうなってしまうのかも気になる。